患者さまの目を見て対応

患者さまの目を見て対応し、その人の状態を適切に判断して優先順位を考えながら接することを心がけています。

副主任 看護師 澤田二三

私の学生時代

私が看護師になろうと思ったのは、それほど崇高な動機ではないんです・・・。将来にむけて手に職をつけたほうが良いと考え、親の勧めもあって看護師という職業を選びました。
それほど看護に興味があったわけではないのですが、学校に入って勉強をするうちに、「看護師になりたい」という気持ちが芽生えてきました。学生時代、実習で患者さまと接するなかで、こちらが一生懸命接すると相手に気持ちが伝わるということを知りました。そして、患者さまから「ありがとう」という言葉をもらうたびに、それをバネにして頑張ることができたんです。

実習で心に残っているのは、2年生のときにグループで用具の工夫に取り組んだ時の事です。その患者さまは強皮症で、肺線維症にも移行しており、呼吸状態が良くなかったように記憶します。作ったものは、ADLを維持するものだったのでしょうか・・・あまり正確には覚えていないのですが、その患者さまが私たちに向かって「使いやすいよ、ありがとう」と心から言ってくださいました。私はその時「人に喜ばれるって嬉しいものだな」と初めて感じ、「看護師になりたい!」と強く思ったのを覚えています。

看護師になって

私は結婚後、ここでパート勤務をしてきました。結婚・妊娠・出産というライフイベントと、仕事を両立させるために、私はパート勤務という形を選んだのです。そして出産を終えて正職員になり、今年で5年目を迎えます。
現在私は外来で勤務していますが、1日にたくさんの患者さまに対応しなければいけないので大変です。看護師として私が気をつけているのは、いくら仕事が忙しくても患者さまの声を聴くように努めること、そして笑顔で対応するということです。でもたまには気持ちがいっぱい・いっぱいになって、事務的な対応になってしまい、後で反省することも度々あるんです。

先日、夜間救急外来に来られた患者さまが、何か月か経って外来に来られました。私はその患者さまを覚えていなかったのですが、相手の方から「あの時はお世話になりました。本当に助かりました」と声をかけてくださったのです。たった1回会っただけなのに、私を覚えていてくれたことにとても感激しました。そして、相手に不快を与えない対応をしなければならないことを再確認した出来事でした。

これからの私

外来看護は、患者さまとかかわる時間が短く、その場で完了してしまうのが特徴です。あとでフォローする事ができないので、その時に一番の対応をしなければいけないと考えています。患者さまの眼を見て対応し、その人の状態を適切に判断して優先順位を考えながら接することに心がけていきたいと思います。また、これまでは上の人に判断を仰いで行動すれば良かったのですが、最近は自分で判断して行動することが求められるようになってきました。私の弱点として判断力が弱いところがあるのですが、その課題を克服するためには、もっと自分に自信をつけなければいけないのだと思います。雑誌などで新しい情報を集めながら、他の人の動きを見て学び、ステップアップ出来るように頑張ります!。

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